厚生労働省HPでは、労働基準関係法令違反で送検された会社名などが公表されています。
令和元年6月に違法な残業で送検された会社は
◯(株)フォーティーン(山形県鶴岡市)
外国人技能実習生6名に、違法な残業(時間外労働)を行わせた
→労働基準法第32条違反でR1.6.12に送検
◯ウエストウインド(株)(三重県伊賀市)
労働者1名に、法定労働時間を超えて違法な時間外労働を行わせた
→労働基準法第32条違反でR1.6.19に送検
◯(株)Wave Energy四国事業所詫間工場(香川県三豊市)
労働者4名に、36協定の延長時間を超える違法な時間外労働を行わせた
→労働基準法第32条違反でR1.6.21に送検
などです。
出典:厚生労働省労働基準関係法令違反に係る公表事案(平成30年7月1日~令和元年6月30日公表分)
残業代を払えば、誰でも残業させていいわけではありません。
・有効な36協定の締結・届出がされている
・採用する時、労働契約などで残業や休日出勤があることを了承している
・36協定の「残業が必要な事由」であれば残業させることができると就業規則に規定されている
などの条件を満たさなければ、残業できません。
今年4月から、大企業は残業時間の上限が法律で規制されています。
中小企業は2020年4月1日からです、が早めに残業の削減に取り組みましょう。
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