2022年(令和4年)10月24日から、乳幼児(生後6か月~4歳対象)のコロナワクチン接種が開始しました。
今日、厚生労働省HPで新型コロナワクチン生後6か月~4歳の子供用ワクチン(ファイザー社)の説明書が更新されました。
ところで、2021年(令和3年)1月1日から子の看護休暇・介護休暇は
■「1時間単位」で取得できる
■「※すべての労働者(日々雇用を除く)」が取得できる
と変わりました。
※労使協定の締結で入社6か月未満の労働者などを除外することは可能
小学校就学前の子を養育する労働者が
■ 病気やケガをした子供の看護
■ 子供に予防接種や健康診断を受けさせる
ために子の看護休暇を申し出た場合、*1年度に5日まで、休暇を与えなければなりません。
(*子供が2人以上の場合は1年度に10日まで)
対象となる予防接種は、BCGなどの定期接種だけでなくインフルエンザなどの任意接種も含まれます。
また要介護状態にある対象家族の介護や「厚生労働省令で定められた世話」をする労働者が、申し出た場合、*1年度に5日まで介護休暇を与えなければなりません。
(*介護・世話をする対象家族が2人以上の場合は1年度に10日まで)
「厚生労働省令で定められた世話」とは、
・対象家族の介護
・対象家族の通院などの付添い
・対象家族が、介護サービスの提供を受けるために必要な手続き代行
・その他の対象家族に必要な世話
とされています。(則第38条参照)
「(小学校就学前の)子供をコロナワクチン接種に連れて行くため子の看護休暇を取りたい」
「親のコロナワクチン接種の付き添いで介護休暇を取りたい」
「子供・親がコロナワクチン接種後の副反応で発熱したので子の看護休暇・介護休暇を取りたい」
と子の看護休暇・介護休暇を取得できる労働者から申し出があった場合、休暇を認めなければなりません。
労使協定の締結で子の看護休暇・介護休暇を拒める労働者とは?こちらをご覧ください。
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