働き方改革

令和元年度「過労死等の労災補償状況」公表! 過労死など労災請求が多い業種トップ3は?

最終更新日:2022年03年27日

 
 

厚生労働省HPで、令和元年度の「過労死等の労災補償状況」が公表されました。

 
 
 
 

過重労働で、脳梗塞や心筋梗塞など脳血管・心疾患になった場合、労災補償の対象になります。

 
 
 
 

令和元年度の脳・心臓疾患の労災補償状況は

 
 
 

(1) 労災補償請求件数 936件(前年度比59件増)

 
 
 

→支給決定件数 216件(前年度比22件減)

 
 
 

支給決定件数のうち死亡件数は86件(前年度比4件増)

 
 
 
 

脳・心臓疾患の業種別請求件数が多い業種は

 
 
 

1位 運輸業 ,郵便業 197件(支給決定件数68件)

 
 
 

2位 卸売業,小売業 150件(支給決定件数32件)

 
 
 

3位 建設業    130件(支給決定件数17件)

 
 
 

の順となっています。

 
 
 

出典:厚生労働省令和元年度「過労死等の労災補償状況」表1-1脳・心臓疾患の労災補償状況

 
 
 
 

2020年4月1日から中小企業も、残業時間の上限規制が始まりました。

 
 
 
 

ただし

 
 
 

・建設業・自動車運転業・医師の上限規制は、2024年4月1日から

 
 
 

・新技術・新商品などの研究・開発業務は、上限規制の適用除外

 

 
 
 

・鹿児島県・沖縄県の砂糖製造業は、2024年3月末まで、上限規制の一部は適用されず。

 
 
 

→2024年4月1日から上限規制のすべて適用

 
 
 

とされています。

 
 
 
 
 

今さら聞けない!働き方改革の残業時間上限規制とは?小さな会社やお店もしなければならないことは?こちらをご覧ください。

 
 
 
 
 

中小企業用、残業時間の上限規制対応チェックシートをダウンロードできるサイトは?こちらをご覧ください。

 
 
 
 
 

2021年4月1日から変わった36協定届(時間外・休日労働に関する協定届)の新様式がダウンロードできるサイトは?こちらをご覧ください。

 
 
 
 
 

働き方改革については、こちらをご覧ください。

 
 
 
 
 
夜勤シフトなどの労務管理や助成金などについては、こちらもご覧ください。

 
 
 
 
 

労務相談・就業規則作成など料金一覧は、こちらをご覧ください。

 
 
 
 
 

令和4年4月1日から育休取得の意向確認・制度説明が義務づけられる改正育児・介護休業法や法改正情報などについては、無料メールマガジン「人材定着率がグングン上がる方法」でお伝えしています。

 
 
 
 
 

 
 
 

 

こちらの関連記事もご覧ください。

 
 

2015年3月に島根県益田市にて社会保険労務士事務所を開業した池口と申します。 「求人を出しても応募がない」 「優秀な人に長く勤めてもらいたい」 と人材不足や労務管理に悩む社長さまのご相談をオンライン(Zoom、Skype、Chatwork)・LINE・メール・FAX・電話・訪問などご希望の方法で承っております。 令和3年度財団法人介護労働安定センター雇用管理コンサルタント任命。
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。