厚生労働省HPで、令和2年労働災害発生状況(10 月速報値)が公表されました。
令和2年1月1日から令和2年9月30日までに発生した労働災害は
■死亡者数 511 人(前年同期比 ▲37 人、6.8%減少)
(平成29 年同期比 ▲118 人、18.8%減少)
■休業4日以上の死傷者数 80,332 人(前年同期比+741 人、0.9%増加)
(平成29年同期比+3680 人、4.8%増加)
■休業4日以上の死傷者数が最も多かった業種
第三次産業 38,733 人(前年同期比+1418 人、3.8%増加)
(平成29年同期比+3933 人、11.3%増加)
と第三次産業(介護施設や小売・飲食業など)が、全死傷者数の48.2%を占めています。
出典:厚生労働省令和2年における労働災害発生状況について(10 月速報値)
労災でケガや病気になった場合、労働基準監督署に提出する「労働者死傷病報告書」は
■4日以上の休業が必要なケガや病気になった場合
→遅滞なく提出する必要あり
■1日以上4日未満の休業が必要なケガや病気になった
→4半期ごと提出する必要あり
■休業不要のケガや病気の場合は、提出不要
で、労災隠しが発覚すると原則1年間厚生労働省HPで会社名などが掲載されます。
休業が必要な労災が発生した場合は、労働者死傷病報告書を忘れずに労働基準監督署に提出しましょう。
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