今日、厚生労働省HPで令和2年転職者実態調査の概況が公表されました。
令和2年12月3日~令和3年1月27日に実施された個人調査によると転職者の労働条件(賃金・労働時間)の変化は、
■ 転職による労働条件(賃金)の変化(総数)
1位 賃金が「減少した」 40.1%(前回調査時平成27年 36.1%)
2位 賃金が「増加した」 39.0%(同上 40.2%)
3位 変わらない 20.2%(同上 22.2%)
■ 転職による労働条件(労働時間)の変化(総数)
1位 労働時間が「減少した」 39.3%(前回調査時平成27年 34.3%)
2位 変わらない 33.6%(同上 33.0%)
3位 労働時間が「増加した」 26.3%(同上 31.4%)
■ 最も多かった直前の勤務先を離職した理由(総数)「自己都合76.6%(前回調査時平成27年 75.5%)」
■ 自己都合による離職理由(総数、3つまでの複数回答)
1位 「労働条件(賃金以外)が良くなかった」 28.2%(前回調査時平成27年 27.2%)
2位 「満足のいく仕事内容でなかったから」 26.0%(同上26.7%)
3位 「賃金が低かったから」 23.8% (同上24.9%)
と賃金より労働時間が、転職に大きな影響を与えています。
厚生労働省では、11月を「過労死等防止啓発月間」と定め毎年キャンペーンなどが実施されています。
人材定着率をアップするためにも、残業時間の上限規制に対応できているかご確認ください。
働き方改革の残業時間上限規制とは?小さな会社やお店もしなければならないことは?詳しくは、こちらをご覧ください。
中小企業用、残業時間の上限規制対応チェックシートをダウンロードできるサイトは?詳しくは、こちらをご覧ください。
令和3年7月に働き方改革関連法違反で送検された会社は?こちらをご覧ください。
夜勤シフトなどの労務管理や助成金などについては、こちらもご覧ください。
労務相談や研修・セミナー講師などのご依頼は、こちらをご覧ください。
法改正情報などについては、こちらをご覧ください。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
こちらの関連記事もご覧ください。