厚生労働省HPでは、労働基準関係法令違反で送検された会社名などの情報が、毎月更新されています。
令和3年2月に違法残業(時間外労働)で送検されたのは、下記の会社などとなっています。
■サン総合管理(株)(北海道札幌市中央区)
労働者1名に、36協定の締結・届出なく違法な時間外労働を行わせた
→労働基準法第32条違反でR3.2.16送検
■ダイカツ運送(株)( 群馬県富岡市)
労働者1名に、36協定の延長時間を超える違法な時間外労働を行わせた
→労働基準法第32条違反でR3.2.22送検
■(株)ゼロ・プラス関東(神奈川県川崎市幸区)
労働者3名に、36協定の延長時間を超える違法な時間外労働を行わせた
→労働基準法第32条違反でR3.2.17送検
■上昇運輸(株)(石川県金沢市)
労働者4名に、36協定の延長時間を超える違法な時間外労働を行わせた
→労働基準法第32条違反でR3.2.5送検
「残業代を払えば、誰でも残業させていい」というわけではありません。
■有効な36協定の締結・届出がされている
■36協定の「残業が必要な事由」であれば残業させることができると就業規則に規定されている
■採用する時、労働契約などで残業や休日出勤があることを労働者が了承している
などの条件を満たさなければ、残業させることができません。
2021年4月1日から、36協定届(時間外・休日労働に関する協定届)が新様式に変わりました。
詳細は、来月から変わる36協定届、新様式がダウンロードできるサイトは?をご覧ください。
新様式の36協定届を36協定書と兼ねる場合については、こちらをご覧ください。
働き方改革の残業時間の上限規制とは?小さな会社やお店もしなければならないことは?こちらをご覧ください。
夜勤シフトなどの労務管理や助成金などについては、こちらもご覧ください。
労務相談・就業規則作成など料金一覧は、こちらをご覧ください。
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