人材定着 採用

令和4年新卒採用を企業が増やす理由のトップは?

 

 
 
 

今日、厚生労働省HPで「労働経済動向調査(令和3年5月)の概況」が公表されました。

 
 
 
 

令和3年5月1日現在の正社員等労働者過不足判断 D.I.(「不足」-「過剰」)で、労働者の過不足状況をみると

 
 
 

■ 正社員等労働者の過不足判断 D.I. 

 
 
 

・調査産業計 28ポイント(「不足34%」-「過剰6%」)

 
 
 

・正社員等の人手不足感が高い産業

 
 
 

1位「建設業」    49ポイント(「不足49%」-「過剰0%」)

 
 
 

2位「医療,福祉」  46ポイント(「不足 51%」-「過剰5%」)

 
 
 

3位「運輸業,郵便業」38ポイント(「不足44%」-「過剰6%」)

 
 
 
 

■ 令和4年新規学卒者の採用計画等(5月調査の特別項目)

 
 
 

(1) 令和4年新規学卒者の採用予定者数を令和3年新規学卒者の採用者数に比べて「増加」とする事業所の割合

 
 
 

・高校卒 19%(21%)、高専・短大卒 11%(13%)、専修学校卒 10%(11%)

 
 
 

・大学文系卒14%(13%)、大学理系卒16%(15%)、大学院卒9%(7%)

 
 
 

*( )内の数字は、令和2年5月調査の数値(令和2年5月1日現在)

 
 
 
 

(2) (1) の事業所について、採用を増加する理由(複数回答2つまで)

 
 
 

すべての学歴で最も多かった理由は「長期的に育成することが必要な基幹的業務を担う者の確保」。

 
 
 

と建設業は人手が過剰と回答した企業が0%、医療,福祉は、新型コロナの影響で深刻な人手不足です。

 
 
 
 

 
 
 
 

建設業では、技能者の約1/3が55歳以上と他の産業と比べ高齢化が課題となっています。

 
 
 
 

若い技能者の定着のため、社会保険の加入、働き方改革への対応、熱中症対策のため夏季休暇導入など職場環境の改善が急がれます。

 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

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2015年3月に島根県益田市にて社会保険労務士事務所を開業した池口と申します。 「求人を出しても応募がない」 「優秀な人に長く勤めてもらいたい」 と人材不足や労務管理に悩む社長さまのご相談をオンライン(Zoom、Skype、Chatwork)・LINE・メール・FAX・電話・訪問などご希望の方法で承っております。 令和3年度財団法人介護労働安定センター雇用管理コンサルタント任命。
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